ジアン オワゾパラディシリーズ特集

オワゾパラディとは

OISEAUX DE PARADIS オワゾパラディは19世紀に製作された名作シリーズの復刻版です。
愛嬌たっぷりの極楽鳥を中心にカラフルな草花が全面に描かれた可愛らしい絵柄が特徴です。
貝殻をモチーフにした素朴で流れるような形状に自然を賛美した絵柄、それに加えて、ハンドペイントのブルーの縁どりがアクセントになっています。
普遍的な美しさは世代を超えて使いやすく、ジアン不朽の名作です。

オワゾパラディの歴史

1738年ムスティエ窯のデザイナーであるジョセフ・オレリスによって柄が生み出されました。

ムスティエ窯（Moustiers-Sainte-Marie）はフランス南東部のプロヴァンス地方にあるムスティエ・サント・マリー村に位置しています。
この地域は17世紀から高品質な陶器の生産で知られており、特に白地に青の絵付けが特徴的で有名な窯元です。

ジョセフ・オレリス（Joseph Orellis）は、18世紀に活躍したフランスの陶芸家で、ムスティエ窯の陶器デザインに大きな影響を与えた人物です。
オレリスは、繊細で優雅な装飾デザインを得意とし、自然をモチーフにしたものが多く、特に花や鳥、昆虫などのモチーフを好み、青と白の配色を巧みに使い洗練された美しいデザインを発表しました。
オレリスのデザインはムスティエ窯の名声を高め、ムスティエ窯の黄金期を象徴するものとして高く評価されました。

1865年ジアンの当時のデザイナーたちは、ジョセフ・オレリスの絵柄からインスピレーションを得てオワゾパラディの原点となる製品を発表しました。

200年以上の歴史を持つジアンで長く人気を誇るオワゾパラディはフランスのエスプリが感じられます。
今ではジアンを代表するクラシックコレクションのひとつで、多くの人に愛用されています。

オワゾパラディの魅力

1. 美しい鳥のデザイン

オワゾパラディは豊かな自然をテーマにしたクラシカルな絵柄が特徴です。
「オワゾ」はフランス語で「鳥」を意味し、「パラディ」は「楽園」を意味します。
この名の通り、赤や青、緑などの鮮やかな色合いの鳥たちは枝に止まっていたり、飛んでいたりと、生き生きとした姿で描かれています。
見るだけで心が安らぐような美しい世界を作り出しています。
細かな装飾と色使いが素敵で、食卓を明るく華やかな雰囲気になります。

2. 高品質な陶器

1821年創業のジアン窯の陶器は、高品質な素材と優れた技術で作られています。
使用される陶土は厳選されたもので、焼き上げる際の温度や時間も細かく管理されています。
これにより、ジアンの陶器は耐久性がありながらも、しっとりとした美しい質感を持っています。
また、手作業での絵付けやデザインの施し方も非常に精巧で、まるでアート作品のような仕上がりです。
丈夫で長持ちするため、毎日の食事はもちろん、特別な日の食事にも最適です。

3. 文化的な価値と芸術性

オワゾパラディはフランス文化や芸術を体感できるアイテムです。
フランスの歴史が込められたデザインは、ヨーロッパの美しい自然や歴史的な背景が濃縮されています。
使うたびにその文化的な価値を感じることができます。
また、ジアンの陶器はその美しさから、食卓だけでなくインテリアとしても活用されることもあり、芸術作品としても魅力もあります。

4. 食卓を楽しくする力

オワゾパラディシリーズの食器を使うと、毎日の食事がより楽しくなります。
美しい鳥の絵を見ながら食事をすることで、気分が明るくなり、会話も弾みます。
また、料理を盛り付けるのも楽しくなり、家族や友人との食事のひとときが特別で心豊かなものにしてくれます。

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